2025.10.25
【症例紹介】約2年のマウスピース矯正で、すきっ歯と受け口が...
鏡を見たとき、前歯のすき間が気になる…。
「笑うとすきっ歯が目立つ」「写真を撮ると気になる」
そんなお悩みで来院される方はとても多いです。
実は“すきっ歯”といっても、原因や程度はさまざま。
そのため、治療法も「これ一つでOK」とは言い切れません。
ここでは代表的な3つの方法を、わかりやすくご紹介します。
歯の色に合わせた樹脂(レジン)を使い、
すき間を自然に埋める方法です。
1回の来院で完了することが多く、
「すぐに見た目を変えたい」という方に人気があります。
あくまで“見た目を整える”ための治療なので、
すきっ歯の**根本的な原因(歯の位置や骨格)**までは改善できません。


治療期間:1ヶ月
治療費用:¥82,500(1箇所¥27,500×3)
リスク:充填する材料の樹脂は吸水性がある為、数年で変色する可能性があります。
衝撃で欠けたり、経年劣化により脱離する場合があり、再度処置が必要になる場合があります。
すき間が広い場合や、歯の形も気になる場合に選ばれるのが
ラミネートベニア(歯の表面に薄いセラミックを貼る)や
セラミッククラウン(歯全体をかぶせる)です。
見た目は美しく整いますが、あくまで“かぶせて整える”治療です。
もし歯並びそのものに問題がある場合、見た目だけでは長持ちしないこともあります。
歯と歯の間にすき間ができる原因の多くは、
「歯の大きさに対してあごの幅が広い」
「歯が前方や外側に傾いている」など、
骨格や歯列全体のバランスにあります。
矯正治療では、歯を理想的な位置に動かして
すきっ歯の原因そのものを解消します。
見た目だけでなく、噛み合わせや発音にも良い影響があります。


治療期間:10ヶ月
治療費用:¥733,000
リスク:1日20時間以上マウスピースを使用できない場合、治療計画通り歯が動かない可能性がある。矯正中は噛み合わせが安定しない。虫歯、歯周炎のリスクが高くなる。後戻りする可能性がある。
「すぐに人前に出る予定がある」
「できるだけ早く見た目を整えたい」
そんなご要望も少なくありません。
実際、ダイレクトボンディングやラミネートベニアで
満足されるケースも多くあります。
ただし、根本的な歯の位置や噛み合わせに問題がある場合は、
矯正治療をご提案させていただくこともあります。
当院では、それぞれのメリット・デメリットを丁寧にご説明し、
「今の見た目」と「将来の安定」の両方を見据えた治療を
一緒に考えていきます。
一見同じ「すきっ歯」でも、
などによって、最適な治療法は変わります。
当院では精密検査を行い、
「今できる方法」と「長期的に安定する方法」
の両方をわかりやすくご説明いたします。
「この治療法しかない!」ではなく、
“あなたに合った方法”を一緒に考えていくことが大切です。
歯のお悩みがございましたら、気軽にご相談ください。